深夜2時出発の登山、朝焼けのフィッツロイへ。感動するも不完全燃焼…??

南米

深夜1時半、眠い目を擦りながらベッドから這いずり起きる。

深夜2時、無理矢理からだを叩き起こしてホテル出発。

今日は…そう…フィッツロイを見に行く日。

朝焼けフィッツロイを見るために、日の出に合わせて深夜2時出発。眠すぎる、、、

天気予報は曇りですが、晴れ女ふたり、大丈夫でしょという自信と共に出発。

これまでも、2人で登山した日は全て晴らしているという実績があるのです。大丈夫。

小さい街だけど、ちゃんと街灯あるのすごい。ちゃんとした街!!

バンフ同じく、緯度の高い(低い…?)フィッツロイの夏は、日の出時間が早過ぎる…。6:45が日出の時間。

宿から歩いて20分、トレッキングルートの入口に到着。よし!行くぞー!!!吉幾三!!

バンフ登山でも大活躍してた、世界中のトレッキングルートが乗ってるアプリ「All Trail」が、ここパタゴニアでも大活躍。

アプリの表を見ての通り、最初は上り坂でちょーーっと疲れるけど、そのあとは平坦だし、割とラクラク進んで行きます。(最後の急勾配だけえぐそう…)

満月が近かったので、月明かりが夜道を照らしてくれてる。ライト消しても道が分かるの。

月すごい。地球の周りを回ってくれてありがとう。

月明かりがあるので、周りの山々も肉眼でかっこいいと認識できる。

さて、ついに来ました、最後の難関。(写真 青部分)

永遠に上り坂。急勾配。しかも、これまで歩きやすい道だったのに、ここからは岩が転がってたり、段差の大きな階段だったり。

夏ぶりの登山に、自分でも驚くほど体力…というか筋力が衰えている。悲しい…悲し過ぎる…疲れた…と思いながら登ってゆく。

相方のTomomiさん、さすがの登山玄人、「わたし意外と大丈夫だわ!!」とか言いながら、スイスイ登っていくのです。

最後は足が上がらず、一歩一歩無理矢理足を持ち上げながら、なんとか到着ぅぅうううう!!

6:04 am

フィッツロイの反対側、私たちが進んできた方向から、太陽が顔を出しつつある。

間に合った…。

しかも、フィッツロイに雲が掛かっていない!!なんという奇跡!!!

もう限界を迎え、1cmも動かしたく無い身体を休めつつ、朝焼けを待ちます…

6:40

焼けたぁああああ!!!

と感動したのも束の間。

あれ?てっぺん焼けてなくない???

いくら待っても山頂が焼けない。

原因はそう、フィッツロイ側ではなく、太陽側に雲が掛かっているのが原因。(たぶん)

ぬああああああ、そっちかぁああああああ!

綺麗だけど、綺麗だけど、不完全燃焼、、、

山頂はかなり寒く…ウルトラライドダウンにNORTH FACEのレインウェアを着ても寒い…

震えながらも、日中フィッツロイも見たくて待機。するも、どんどん現れる雲。

しかも、雲が渋滞してなかなか流れていかない…。

ラッスンゴレライとか、レッドカーペットとか、あいのりの話とか、懐かしエンタメ話をして時間潰し。

途中太陽が登ってポカポカしてきたので、2人してお昼寝タイム。

30分後?目が覚めてフィッツロイ見るも、雲の状況は1mmも変わらず。

11:20、ランチタイム。

11:45、状況変わらず、むしろ悪化www

諦めて下山しまーす。

はぁ、めちゃ疲れたのに、、、明後日再チャレンジするか…。

来た時は真っ暗で分からなかったけど、道中の景色もとても素敵。

途中にいくつかキャンプ場も。ここで一夜を過ごし、早朝から朝焼けフィッツロイに挑むようです。キャンプええなぁ。

ここ、バンフのトンネルマウンテンからの景色に似てる。ボウ川みたい。

オンリーワンパーソン、な不安定すぎる橋。

朝焼けを目的にしないなら。昼に景色を楽しみながら、時間に終われずゆっくり休憩しながら行くのも良さそう。

途中でポール代わりの木の枝GET。これでフィッツロイ再挑戦も余裕、なはず…。

これだけ急で長い登りがある登山は、ポールあるのと無いのとでは、やっぱり疲労感が違う…

下山!!!!

距離:22.2km
標高差:1177m
時間:7時間

頑張った!!足パンパン!!もう無理ぃいいいい。

帰りにご褒美炭酸ジュース。みんな大好き7up。汗かいた後の炭酸サイコ〜!!!

シャワー浴びて、ランドリーに洗濯物出して、お気に入りのカフェでお気に入りスイーツのアルファホーレス(Alfajores)を購入。

適当にチャチャっとご飯食べて、疲れを取るために早々にベッドへダイブ。

お疲れ様ぁぁあああ。お休みぃいいいい。

昨晩は3時間も寝てないし、しっかり寝なければ…

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