キルギスへ行ったら見てほしいのがイシククル湖
とても美しい湖なのに、日本での知名度が低い…!
かく言う私も、キルギスへ行く時になって初めて知りました^^;
そして、このイシククル湖沿いでユルタ(ゲル)に泊まるというのがとってもオススメ。
今回、私が泊まったユルタ(ゲル)と、ユルタの予約の仕方、行き方などを解説!
イシククル湖ってどんな湖?
ユルタキャンプの解説の前に、イシククル湖について…
場所はキルギスの東部にあります。
キルギスの場所自体、知らない人が多いのではないでしょうか。
中国のお隣なんですねぇ。へぇ
幻の湖とも呼ばれるイシククル湖。
ソ連時代、外国人は立ち入りが制限されていて、その姿を見る事が出来なかったことからそう呼ばれています。
今の時代に生きてて良かった〜
『不思議な湖』ということでも有名で、
湖に流れ入る河川は180もあるのに流出する河川は無し・・・
それなのに水位は変わっていないと…
標高が高い上に冬は極寒の気候であるものの、夏は20℃、冬は3℃程度あるのだそう。
水泳部時代、3℃のプールで泳いだことあるなぁ
塩分濃度が低いにもかかわらず、湖面は冬でも凍らないらしい…
原因は・・・不明です。
これが『イシク(=熱い)・クル(=湖)』と言う名称の由来なのか…
とにかく透明度がすごい。
夏に泳いだら気持ちいだろうなぁ。
ユルタ(ゲル)キャンプの予約方法
ユルタにはボコンバエバ村から約9kmのところにある、トン村で泊まることが出来ます。
ユルタキャンプをしたいなら、まずは予約。
方法は2つ
①CBTのオフィスで直接予約
②ネットから予約
ではそれぞれ見て行きましょう。
①CBTのオフィスで直接予約
まずひとつ目はCBTで予約する方法。
CBTとは、キルギスの旅行会社です。
オフィスはボコンバエバ村のバスターミナルにあります。
『CBT』と看板が出ているのですぐ分かります。
と言うよりは、でかでかとinformationを表す『i』の看板があります。
もしくはビシュケクにもオフィスがあるので、繁忙期は、先にそちらで予約しておくのが良いかもしれません。
英語は問題なく通じるようです。
が、問題点が一つ。
たまにオフィスがお休み。
私も最初はボコンバエバ村のCBTで予約しようと思っていたものの、
行ったのが日曜日だったからかオフィスが閉まっていました。
それとも、曜日は関係なくシーズンじゃ無かったから閉めたのでしょうか…
こうなったらネット予約の出番です。
②ネットから予約
Booking.comで「Tong Issyk Kul」と検索すると、トン村にあるユルタなどの宿が何件も出てきます。
ネット予約の良いところは日本語で検索できると言うところ。
ただし、ボコンバエバ村からトン村までのタクシーは自分で捕まえなければいけません。
ただ、街中には何台もタクシーが走っており、見つけられないと言うことはないでしょう。
ユルタまでの行き方
CBTで予約すればタクシーも手配してくれるようです。
ネットで予約した場合は道端で捕まえましょう。
タクシー代は250ソム。
これはボコンバエバ村のCBTで予約しても、同額が請求されます。
Bookng.comで予約した場合は、そのサイトにある現地語表記の住所をドライバーに見せれば間違いなく送り届けてくれます。
Bookng.comのアプリをダウンロードしておけば、オフラインでも住所を開く事が出来ます。
ボコンバエバ村から約9km、15分ほどで到着します。
オススメのユルタキャンプ場
私が訪れたのはシーズンではない10月の中旬。
数日前に雪が降り、冬本番がすぐそこに来ていた時期でいくつかのゲルキャンプ場は営業停止してたり…
そんな時期でも営業していたのがBel Tamさん
宿泊費は1人15ドルでした。
CBTで予約してもここを紹介される事が多いよう。
Bel TamはCBTやネットから予約しなくても
直接来て「泊めさせてください」と言っても泊めさせてもらえます。
シーズン中なら満室の場合もありますから、事前予約をするべきですね。
BelTamにはこんなものもあります。
冷蔵庫にはお酒が入っており、ここで飲めるようです。(有料)
ユルタ(ゲル)はこんな感じ。
中はこんな感じ。
結構広々しています。
暖房器具はありますが、威力は期待できないので防寒対策はしっかりと。
朝ご飯はとても豪華。
夜ごはんも出ます(有料)
もうちょっと美味しそうに写真撮りたかったなぁ笑
まぁまぁ美味しいです。
ユルタで食べると言う非日常感が美味しく感じさせます。
夕飯は有料ですが、周辺にお店が何も無いこともあって、何も言わなくても夕飯が出てきます。
自分たちで夕飯を用意する人は、最初に「夕飯はいらない」と伝えておかないといけません。
外にはトイレもシャワーもあります。
トイレは思った以上に綺麗でした。
ブランコだってあります。
コンセントはユルタ内に1箇所しか無かったので、そこがやや不便でしたが、Wi-Fiが通じてないのでスマホの充電の消耗は少ない上にその不便さも含めて楽しむのがユルタキャンプだと思うので、その割には設備はしっかりしていたように感じます。
まとめ
目まぐるしく過ぎ去る日本での日常と打って変わって、時間の流れが遅く感じるキルギス・トン村。
夏に来ると、目の前の湖で泳ぐこともできます。
逆にシーズンを外して来れば、他の宿泊者がいない中でゆっくりする事ができます。
ここでたった1泊しただけですが、
ネットは繋がらない、テレビも見られない。
そんな不便な経験だったものの、心がホッと落ち着いたような感覚にもなりました。
日本での騒がしい日常に疲れた人には是非、ゲルキャンプを体験してほしいと思います。
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