「アタカマ砂漠を抜けてウユニ塩湖へ行く」ツアー1日目。
5年前にウユニ塩湖へ行った時にこのツアーを知り、いつか参加してみたいと思っていたツアー。
そう、5年越しの夢を叶える時。
朝7時過ぎに宿の前までお迎えが来てくれました。
既に2人の男性が乗っていて、私たち含めて合計4人。5,6人で行くことが多いって聞いていたので、誰か他にピックアップするのかなぁと思っていたのだけど、どうも4人だけと。
ツアーのメンバーは、私、Tomomi、そしてスペイン人のルイスと、チリ人のペデロ。
ルイスとペデロはチリでの数年来の友達らしい。良いねぇ、国を超えても言葉が同じなのは。羨ましい。
何よりも、この2人が英語がペラペラで、運転手のスペイン語を全て翻訳してくれるの…まじでありがたいいいい。
ここから今日は標高2300mから4000mまで一気に上がるらしい。高山病大丈夫かなぁ…心配…
まずはチリのボーダーへ。チリの道はちゃんと整備されていて良好。
アタカマ富士とも呼ばれる「リカンカブール山」がお見送りしてくれている。5916mもあるのに、アタカマの標高の高さ故、富士山より低く見える。
途中、ビクーニャに遭遇。
アルパカやリャマの、毛が少なくてホッソリしてるバージョンみたいな。
ちなみに、iPhoneで「ビクーニャ」と打っても「アルパカ」と打っても「リャマ」と打っても、同じ絵文字が出てきます。いや、一緒なんかい!!🦙
てっきり、アタカマ砂漠ってほぼチリを通るのかと思っていたら、1時間ほどでチリのボーダーに到着。
出国審査はアッサリ。ちゃんとパスポートのスタンプ貰えてハッピー。
そこから少し走らせて、ボリビアのボーダーに到着。
あら、あっという間にチリ終わった。
ボリビアの入国審査もアッサリ。ここでもパスポートのスタンプ貰えた嬉しい✌️
入国審査後、ボリビアの手前でドライバーさんが朝食を作ってくれました。
え、このボーダー地点で食事して良いん!?笑
というか、まさか朝食出てくるとは思ってなかった。
ちなみに、ここにトイレは無いのです。やるなら野ション。チリ側のボーダーにはあるのに、ボリビア側にはないのです。道路もボリビアに入った途端、ガタガタの悪路になったし、国力の差を感じる…。
ルイスに「Natural Bathroom だから、チリでしても良いし、ボリビアでしても良いんだよ。」とスパニッシュジョーク(?)をかまされましたww ちなみに、チリ側は隠れるところが無いので、ボリビア側ですることをオススメします。
食事を終えると、チリから乗せてきてくれたドライバーとはお別れ。ボリビアからは車を乗り換え、ボリビア人のガイドへとバトンタッチ。
ボリビアの道路が道路じゃない。取り敢えず道っぽくしたからね、みたいな。砂埃がえぐい。
ボリビアの国立公園に入るらしく、入場料150ボリ(約2900円)をお支払い。ボリビアなのに高いな…!!!
ちなみにカナダのバンフ国立公園は1日(1泊)1000円ほど。。。
ちなみに、ここの施設にトイレ(3ボリ:57円)も、両替所(レート不明)もあり。
最初に向かったのはラグーナブランカ(Laguna blanca)。
山が湖に反射して綺麗なんだけど、まぁバンフには敵わない訳です。笑
それより反対側にある山の方に感動。なんて不思議な色をしてるんだ…赤というか茶色の山。
そして、自分たちのいる地点が標高高すぎて、高い山には見えないのに山頂に雪が積もってる不思議。
お隣にある ラグナ・ベルデ(Laguna Verde)へ。グリーンラグーンと呼ばれているらしいけど…
やっぱ何かイマイチ。これのどこがグリーンなん? 誰かオシエテ。
この時点で、私もTomomiも高山病の前兆か、頭痛がしだして景色そっちのけ(笑)
と思っていたら、
あれあれあれ、
なんか緑…というかエメラルドグリーンの何かが近付いてきている。
何という事でしょう。湖全てがエメラルドグリーンになってしまいました。
これには驚き。
ミネラルが原因で緑に見えるらしく、風でミネラルが混ざって、その風に押されてこっちに流れて来たらしい。不思議、、、
Desierto de Salvador Dali、ダリ渓谷とも呼ばれるところへ。
ついに湖じゃないところへ。笑
砂漠の中に所々岩があって面白い。
パタゴニア(フィッツロイ)で着たのに一切写真撮らなかったので、満を辞して(?)ここでPatagonia Tシャツ撮影ww
そして、お待ちかねの温泉…!!!ポルケ温泉。6ペソ(約115円)でトイレ代も込み。
1年半弱日本を離れ、温泉どころか湯船にも浸かれない生活…1回だけバンフのhot springには行ったけど、塩素の臭いしたし…w
砂漠関係ないけど地味に楽しみにしていた温泉!!
もちろん水着で入る温泉だし、床は石やタイルとかではなく砂利だし、身体を洗えるわけじゃないけど、温かいお湯に浸かれるだけで最高。
アタカマには2500の火山があるらしく、それが温泉もある所以なのかしら。砂漠に火山あるって、ちょっと理解が追いつかない。
しかも、フラミンゴいるの。
ふたりして「最高〜」とか言って楽しんでいたわけですが、、、
温泉後から高山病が悪化するTomomi。血流良くなり過ぎた…?私も頭痛が少しひどくなってる気が…。やっぱり高地への順応期間短すぎたなぁ…
それでもお腹は減るんです。ランチは温泉と同じ敷地内の室内で頂きます。ご飯はツアー代込み。
ボリ飯不味いってみんな言うけど、5年前も含めて、一度もそんな事思った事ないな〜。
おかわりもして、普通に美味しい。Delicioso ~
そこからしばらく車を走らせると、砂漠に突如現れる湯気…ソル・デ・マニャーナ(Sol de Mañana)に。朝の太陽って意味よな?
名前の由来は分からないけど、ポコポコと泥が沸いていたり、別府の地獄温泉みたい。別府行った事ないけど。
最後はラグナ・コロラダ(LAGUNA COLORADA)、楽しみにしてたフラミンゴ!!!
ここには全6種のフラミンゴのうち、3種類が生息していて、夏は2万以上もが生息するらしい。
思ってたより距離が遠いけど、生のフラミンゴ、空を飛んでるフラミンゴまで見られて感動。
カメラではなんとか姿を捉えることができたので、良かったらインスタグラムをチェックしてみてください。(投稿いつになるやら)
ここ来るまでにも数匹のフラミンゴ見たのだけど、ガイドさん曰く「冬は湖が凍っちゃうから違う湖へ行く」らしい。それぞれマークしてフラミンゴの行方追っていたら、3,4年後にはメキシコへ行ってたんだとか。
めちゃくちゃ遠くまで!!!
そして、通訳してくれるルイスとペデロ、まじで感謝!!!
今日の観光はここまで。
ホテルに戻る途中で、ダチョウが猛ダッシュしてるのに遭遇。リャマにも、ビクーニャにも会ったし、色んな動物がいるなぁ。
ホテルに着いたら、高山病がひどくなり、頭痛と吐き気がマックスに。ティータイム楽しめず…
夕飯のスープが沁みた…でもおかずは2口しか食べられず…
ただね、薬(ダイアモックス)を1錠飲んだら、30分もしないうちに治ったの。薬すげー、、、
薬って偉大…。買っといて良かったダイアモックス。
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